第23回 インプット→アウトプットの反復が最も効率的な学習方法である理由

カラーン♪

ヒュー「マスター、バーボンをオンザロックで。あと、彼女にギムレットを。」

マスター「かしこまりました」

…数分後

マスター ササッ「あちらのお客様から…」

一人客の女「まぁ…」

…的なね!( `ー´)ノ  なにが?!(゚д゚)!

夜も更けてまいりました。

日々の忙しさ、都会の喧騒の中、忙しさと孤独を感じながらも、

「世界中の人達が、ほんの少しの思いやりの気持ちがあれば、貧困や争いごとのない、平和で愛に満ちた世界になるのに…」的なことばかりいつも考えてる、戦うサラリーマンこと企業戦士こと組織の歯車こと前向きなヒューです!

今日は効果的な学習法がインプット→アウトプットの反復

ということについて書いてみたいと思います。

これが脳科学的に証明されているのは知ってましたけど、それを知るよりも以前から、これについては実体験として十分すぎるくらいに日々、勉強やスポーツをしていく中で感じている方は多いと思います。

だって数学の教科書を授業でインプットしたら、いきなり大学入試問題って解けるかっていうと難しいですよね?

その教科書や問題集にある演習問題を何問も解いて知識を定着していくし、また時間が経って忘れて来る頃に問題を解いてみる

…ってことを繰り返していくうちにテストで出されても難なく解けるようになっているのではないでしょうか。

野球の素振りも、一度コーチにフォームを訂正されたらそれを何百回も繰り返してフォームを定着させないと、

試合でいきなり教えられたフォームを実践できるわけがないですよね。

そう、教えてもらったら、読んで理解したら、それを使ってみる。インプットしたらアウトプット。

そしてそれを繰り返して頭で考えなくてもカラダが勝手に動くようになるくらいまで練習する…

からこそ上達する。

ここでこの「インプット→アウトプット」のサイクルが異常に凄い方について書いてみたいと思います。

私が最近そう思った人というのは、ユーチューバーの中田敦彦さんです。

彼は本当にバケモノだなと思います。なぜならそれは、この「インプット→アウトプット」の流れを超速でかつ継続的にしているから。

「中田敦彦のYouTube大学」の内容は、金融、経済、世界史、文学、宇宙、文化…といった様々な教養の授業です。

彼はその知識をどこから仕入れ(インプット)しているかというと、

基本的には「本」からです。

しかも、一つのテーマに対する動画でアウトプットする際に用いる本は数冊ある場合もあります。

⇑これは、同じテーマについて書かれた本でも、書く人によって意見が違っていたり、また別の角度からアプローチしていたりするので、数冊本を読んだ中で、「この本にも、この本にも同じ意見、同じ内容が書かれている」という内容については、かなり信憑性が高い。だから同じテーマの本を数冊、彼は読まれているんです。

しかもその理解度たるや、とんでもなく高いわけです。

なぜならYouTubeで発信し「人にわかりやすく説明できる」レベルでアプトプットするには、かなり高次元の理解度を要するからです。

それをほぼ毎日更新の勢いで、アウトプットしているから、「やっぱ敦ちゃんはバケモノだ…」と思うんです。

「アウトプット」することが何が良いか、ということですが、

①「人に説明できるくらい」その内容について喋れるようになるには、そのテーマについて高次元で理解している必要があるからです。そして、理解をすること自体、常にその人がレベルアップしているということになります

②「復習の重要性」を説明するときに「忘却曲線」の話を出す先生がいるかと思いますが、これが「インプット→アウトプットの反復」が最も効果的ということが脳科学的に証明されているということです。具体的な数字は忘れましたが、インプットした内容は2時間後には半分に、1日経つと20%に、1週間後にはほぼ忘れている…というインプットした内容を、インプットした後すぐにアウトプットすることで、この忘却の流れを食い止められることになるからです。

そして、この「インプット→アウトプット」のルーチンを「継続的」にかつ「もの凄いスピード」で実行している敦ちゃんは、ものすごい勢いで自分がレベルアップしている

…ということになります。

動画の撮影もスタッフとの事前打ち合わせや締切りがあり、もの凄いプレッシャーの中、本を読んでいるだろうに…

ただ自由にやりたい時間に本を読んで話している訳ではないのです。

日によっては、「あと2時間後にはこの本を完全に理解して、3、40分間、一人喋りをしなきゃいけない…」、「まだあと500ページもあるのに…」といった窮地になる場面もあっただろうに…

でも、だからこそ(本を読む「目的」と「期限」があるからこそ)それだけ集中してインプットでき、アウトプットができ、自分があそこまで成長できたのだと思います。

敦ちゃんが凄いのはそれだけではないです。

こうやって発信した動画が大変に人の為になっているということです。テーマ選びも非常に魅力的です。政治・宇宙・日本史・世界史・文学・金融・株・経済…etc

みんなが興味を持っているけど、それがなかなか「入り口で尻込みして立ち止まっちゃう」…ような内容を取り上げているので、

これまで自分が「学びたいけどそれはちょっと敷居が高いな」とか苦手意識を持っていたことが、面白おかしく、しかも熱く語られていて、

本当に素晴らしと思いますし、また本人は「それが楽しい」、「学生の頃の受験勉強はやらされてる感があったけど、いまは自分から学んで発信しているから楽しい」って言っている。

こんなに楽しいと思えることをできて、もの凄く稼いでいる敦ちゃんを羨ましいと思います。

まぁ、そんな思いを胸に、今日も前向きなヒューは戦い続けるのであった…

夜空の星が輝く影で、悪の笑いがこだまする!この世に悪がある限り、

前向きなヒューの戦いは終わらない…

休んでいる暇などない!戦え!企業戦士ヒュー!出勤せよ!前向きなヒュー!

では、さらばだ!

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