第22回 成功談より失敗談を話すべき理由

どぉもこんにちは!

暇なときはいつも「世界中の全ての人にほんの少しの思いやりの気持ちがあれば、貧困や争いごとのない、平和で愛に満ちた世界になるのに…」っぽいことばかり考えてる個人投資家こと戦うサラリーマンこと社会の歯車こと前向きなヒューです!

前回はプレゼン、スピーチの際に緊張して頭の中が真っ白になって今自分が何を喋っているかも分からなくなる人へ…というような内容で自分なりのオリジナルメソッドを紹介しました。

簡単にまとめると、

①まずは自分が何を伝えたいのか、それを完全に理解する(⇐これが95%!)

②ポイントを簡単な言語でまとめる

③構成を紙に書く(その際、②でまとめた言語をフローとして自然になるように盛り込む)

※内容理解、指示伝達がメインならいきなり結論から喋る

※聴者の興味関心を惹き最終的に感嘆を狙う場合は「起・承・転・結」で展開する

④頭の中が真っ白になるということがあり得ないフェーズをどこか一つに設ける

※自分の場合は、喋る内容をそっくりそのまま打ち込んだ紙を配って、それを実際に「ちょっと読み上げます…」などと言ってホントに読み上げてしまう…というもの。

⇑これを設けることで、本番のプレゼンの際に「ここではこの紙に書いてあることをただただ音読するだけなんだ」、「自分はこの場面で絶対に喋れなくなるなんてことはあり得ない…」という心の中の余裕が生まれ、プレゼン全体を通してうまくいき易い。

また、聴く人は「紙でも配られたし、実際に読み上げるほどだからよっぽど重要なんだ」と思って、しっかり聞いて、その紙も目で追うようになってくれる。

…といったものでした。

今回はこれに加えて、

場の雰囲気を完全に自分の話しやすい空気に持っていく

…ということを考えてみたいと思います。

その際、タイトルにある通り、

自分の成功談ではなく、失敗談を喋る

という方法を僕は使います。

「え?人の成功体験を聞いてそこから何かを学んで活用したりできるから成功体験を語るべきなんじゃないの?!」と思われるかもしれません。ですが、成功談に関しては、過去の偉人がこれまで成し遂げた業績をエピソードにしたものや凄い自叙伝・武勇伝が書店に行ったらいくらでも読めるじゃないですか。喋る側は「自分の成功秘話を喋ってそれから学んでくれたら、、とか、武勇伝を語って”凄い人だ!”と思われて尊敬されて、より聴いてもらえるようになるだろう…」と考えたりするのですが、聴く側の人達は「なんだそんな自慢話。あんたってそんなに偉いのかよ、」とか、「そんな武勇伝を聞くくらいなら、松下幸之助の本読むわ」とか思っていると思いますよ。

成功体験を自慢することのデメリットはこれだけではありません。

仮にその成功体験がうまく伝わって、人の心に届いたことで少し尊敬されるようになったとしても、

それからというもの、その成功体験を喋った本人は、自分には色んな欠けていることがいっぱいあるのに、

ずっとそういう尊敬されるべきであり続けなければならなくなってしまい、自分の首を絞めることになるのです。

また「完璧な自分を演出」してしまったことで、人からは「少し遠い存在、近寄りがたい存在」になってしまいます。その後は、自ら上げてしまったハードルに苦しみながら、プレッシャーの中、1人で喋り続けなければならなくなってしまいます。

逆に失敗談を面白おかしく喋ってみれば、その瞬間から空気が自分の目で見ても色が変わったかのようにガラッっと変わるのがわかります。

そして、そのことに自分が気付いたことで「ヨシッ!この空気をつかめれば自分のゾーンで喋れる!」といった自信を持って喋りやすいです。

雑談的な感じでもよいと思います。

「実は今日、ここに来る途中、朝ごはん食べてなかったからコンビニでおにぎり買おうとしたら財布に30円しかなくてね…ウチ小遣い制でママから毎日500円で過ごしなさい…って言われてるんだよ~」とか、

「これから会議ということですが昨日、ニンニクの効いた料理をしこたま食べてきたので、先程、ブレスケアを大量に飲んだらいま、めっちゃお腹がスースーして痛いです…」とか、何でもいいんじゃないでしょうか。

「なんかこの人、欠点がなさそうで近寄り難い雰囲気だと思ってたけど、いまので親近感湧いた…」とか思われます。

…と、いうことで、前向きなヒューは今日も戦うのであった!

仕事という名の戦場で…

夜空の星が輝く影で、悪の笑いがこだまする!この世に悪がある限り、休んでいる暇などない!

戦え!企業戦士ヒュー!出勤せよ!前向きな!ヒュー!

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