カラーン♪
ヒュー「マスター、ウィスキーをオンザロックで。」
マスター「かしこまりました」
…数分後
マスター「お待たせしました」
…的なね!
部屋を暗くしてウィスキーを片手に、ジョンコルトレーンのマイフェイバリットシングス、マルウォルドロンのレフトアローンを聴いていると、深く深く、ドップリとセンチな気分になりますよ。
どぉも!暇なときはいつも「世界中の全ての人達にほんの少しの思いやりの気持ちがあれば、貧困や争いごとのない、平和で愛に満ちた世界になるのに…」的なことだけを思っている戦うサラリーマンこと前向きなヒューです!
人前に出ると緊張してしまい、手が震えて、頭が真っ白になって、自分が何を喋っているかわからない…
といった状況になってしまう人がいると思います。
何を隠そう自分も、人前で喋ることには大変な苦手意識がありました。
「ありました」としたのは、僕は仕事柄、新入社員の時分から大勢の前で否が応でも話さなければならないような業態でしたので、場数を踏みながら悩みながら何とか克服してきました。
とは言ってもやっぱり、人前で喋るときは緊張するものです。
『上手く喋れなかったらどう思われるか…』とか『説明が下手だとあとで上司からダメ出しを食らうしな…』とか…色んな事が説明中も頭をよぎったりします。
や、むしろ、僕が喋っている最中にも拘わらず、後ろのほうから上司の「聞こえねーぞ!」とか「お前の説明はわからねぇ!」とか「さっさとそこを降りろ!」とか罵声が飛んできたことも数知れず…、
でも自分の過去のスピーチやプレゼンを振り返ってみたときに、「うまくいった」と思ったとき、全てに共通していたことが、
「話す内容を自分が完璧に理解しているとき」
…だったんですよ。「出た!普通のこと!」と思われた方もいるかと思いますが、
僕はこれに尽きると思っています。
人前で喋ることが苦手だった頃、本当に悩んで悩んで、
喋る言葉を全てワードに打ち込んで、聞いてる人の顔なんて見ないでその台本をそっくりそのまま喋ったりしたこともありました。
最終的にたどり着いた僕なりのメソッドは、
①先ず、自分が喋る内容を完璧に理解する(これがもう95%だと思う)
②その中で、ポイントとなる内容やキーワードを紙に書く
③話の構成を紙に書いていき、その中に②のポイントを落とし込んでオリジナルのカンペにする
…といった感じです。
③の「構成」ですが、人に何かを指示したり、理解してもらって行動に移して欲しいとき等のように、内容理解をメインとする場合には、「起・承・転・結」の構成はダメですね。
いきなり結論から喋ります。逆に、比較的、尺に余裕がある場合の「雑談」など、聞いてる人の興味を惹き楽しませたりするような場面の場合は、「起・承・転・結」で話を展開します。
また、内容を細かく詳しい説明して理解してもらう必要がある場合は、「喋る内容をそっくりそのまま書いた紙」を全員に配って、プレゼンの途中で「この紙を見てください。」と言ったあとに、「そのまま読み上げます。」と言って、ホントにそのまま読み上げたりします。
セリフをメモしたものをただ自分だけが読み上げるのではなく、そのメモもみんなに配ってしまうのです。
「読み上げます」と言ってから読み上げるので、聴く人はまじめにその紙を目で追ったりしてくれます。
それに、そっくりそのまま読み上げるだけだから、緊張して頭が真っ白になって何を喋っているかわからない…みたいな状況にはならないですよね。
その「読み上げフェーズ」をプレゼンのどこかに入れ込んでおくことで、「余裕マインド」を持つことができて、落ち着いて喋れます。
「孫正義の軌跡のプレゼン」のような素晴らしい本を読んで素晴らしいプレゼンをする必要は、ないかなと思います。
それよりも、とにかく自分がしっかりと理解して、「これを伝えたいんだ!」という熱い想いを持ってポイントを意識して喋ることで聴く人の心に刺さると思います。
帰る場所があるから戦える。待っていてくれるものがいるから戦える。守るべきものがあるから戦える。玄関に迎えに来てくれる人がいるから戦える。「おかえり」と言ってくれる人がいるから戦える。
夜空の星が輝く影で、悪の笑いがこだまする…!この世に悪がある限り、休んでいる暇などない!
戦え!前向きなヒュー!出勤せよ!前向きな!ヒュー!
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