第31回 就職活動中の大学生・大学院生の方へ

カラーン♪

ヒュー「マスター、ウィスキーをオンザロックで。あと、彼女にギムレットを。」

マスター「かしこまりました」

…数分後

マスター ササッ「あちらのお客様から…」

一人客の女「まぁ…」

…的なね!( `ー´)ノ  なにが?!(゚д゚)!

夜も更けてまいりました。深夜は、コルトレーンのマイフェイバリットシングスを聴きながらウイスキーを片手にセンチメンタルな気分に浸るのが、僕の日課です。

暇なときはいつも「世界中の全ての人達に、ほんの少しの思いやりの気持ちがあれば、世の中は争いごとの無い平和で愛に満ちた世界になるのに…」的なことばかり考えてる戦うサラリーマンこと企業戦士こと組織の歯車こと前向きなヒューです!

セミリタイアをテーマとしたブログでありながら、今回は、

サラリーマンになるための就活テク…的な話にしようかと思います。

何を隠そう、僕が転職する前に10年間勤めていた会社は、入りたくてもなかなか入れない、30代で年収1,000万に到達する東証一部上場企業。新卒採用をゲットする為には、それなりのノウハウをリサーチする必要があるのです。

ということで、僕の大学時代の就活の経験などを交えてお話しできればと思います。

僕の場合は、理系の大学院卒ということになります。条件は色々と違うかと思いますが、特に理工系の学部の方にはかなり当てはまる部分が多いかと思います。

僕が就活をし始めた時期は、大学院の修士1年の2月頃です。その当時は経団連の企業の優良学生の「囲い込み」に対する規制が特に甘かった時代です。そして、3月頃というと、これから大学4年生になろうとしている3年生、またこれからM2になろうとしている1年生はそろそろ企業分析だの自己分析だの、履歴書の書き方、SPIの対策や面接対策…などについて動き出さなければ…という時期かと思います。

ここで、僕が就活生の頃の時代についてですが、僕が就活中の時期はというと、リーマンショック真っただ中でした。求人倍率が1倍を下回り、大学3年生の冬には企業の採用の活動自体は始まらないものの、「優秀な人材確保のための囲い込み活動」…的なものは既に始まっていました。むしろ、3年生の10月頃には現場見学会と称した職場の見学会を通して、意識の高い学生や、エッジの効いた質問を投げかけてくる学生を「リクルーター」が目を光らせて、唾を付けていこうとしているような時期でした。

(因みに、僕と同じ研究室の同級生はその年、「内定切り」を受けて、就職が決まっていた会社からまだ入社していないにもかかわらず解雇されるという今考えてもあり得ないようなことが平気で行われた時代です。)

「囲い込み」については、随分前に経団連の要請により、「学生の本業である学業が疎かになる為…」という観点から、ある時期までは採用活動をすること自体を禁止されていますが、

当時は、既に大学3年生や大学院1年生の為の職場見学会と称した学生の吟味は行われており、事実、僕も大学院1年生の10月の現場見学会のあとリクルーターから声をかけれ2月には支店面接を受け、内々定を、(この時点ではこのことは誰にも言うなと釘を刺されていましたが、)3月には本社面接を受けて、役員より直々の内定を貰っていたというのが現実です。

このように日経大企業の人気のある会社であれば先ず、「行動の速さが結果に直結する」…ということが、採用活動のルールが設けられた今でも変わらず、残っています。

なので、会社の説明会や見学会に参加する際は、3列目の割と目立たない席を選ぶのではなく、

一番乗りで来たら、一番前の真ん中の席に座り、「質問がある人」…と聞かれれば、真っ先に手を挙げエッジの効いた質問を投げかける…など、

リクルーターの目に留まるような何か光るものを持って、参加に臨むのが鉄則です。

ただ、これは、面接までに漕ぎつけるまでの枝葉のようなテクニックに過ぎません。

最も重要な就活の対策はというと、結局のところ、「自己分析」になるんです。

これは、10年前の僕の場合も今の場合も変わらないでしょう。

なぜかというと、不景気だろうが好景気だろうが、売り手市場だろうが、買い手市場だろうが、未曽有の自体と言われる大不況だろうが、

結局、会社を選ぶのは、就活生本人だからです。

会社が人を選ぶのではありません。

自分が会社を選ぶんです。

だから、自分が持っている価値観、何にやりがいや幸せを感じ、企業の理念に共感するのか、何に貢献できるのか…といったものを最初に自問自答して、答えを持っていなければ、

面接は耐えられない…ということです。

僕は、新卒で入社した会社は30代平均年収が1000万円を超える大手企業に就職しました。その後、実際に継続的に年収1000万円を維持していましたが、去年の末頃に安泰となるであろう未来を捨て、ベンチャーへの転職をしました。

こういった経緯から

以下に2010年前後の新卒採用での就職活動で感じたもの、そしてその後10年を経たいまの転職活動で感じたもの

…と題してまとめるとするならば、

企業・ベンチャー企業に関わらず、変わらない、就職活動においてとてつもなく重要なものは何かというと、

◆「自分が」情熱を注げる何かを徹底的に分析したものを、エントリーシート・履歴書にぶつける、面接にぶつけること(これはつまり、企業を分析するのではなく、自分を徹底的に分析するということ)

◆面接では上記“パッション”以外に何を見ているかというと、「コミュニケーション能力と行動力と問題解決力」…この3つであるということ

この2点に尽きるかと思います。

これができている人が「本当に自分が行きたい会社に行ける」…ということを僕は、30代半ばになったいまでも確信しています。自分の理想とするビジョン、そして企業の理想とする人材…結局、就活は、恋愛と一緒なんです。

念の為、コミュニケーション能力というのは、誰とでも仲良く話せる能力や、初めましての初対面のどんな人にでも気軽に会話をこなせ、酒を酌み交わせるような能力ではありません。

聞かれた質問に対して的確に答える能力、イエスかノーの質問にはイエスかノーで答え、無駄な味付けを必要としません。5W1Hを問われれば5W1Hで答える能力です。

脱線して自分の苦労話を語り始める人は面接官に途中で「もう結構です」と止められるでしょう。そして、帰り際は全く手ごたえのない面接だったな…と思いながら電車に乗ることになるでしょう。

面接官の質問を無視して自分の話したいことを勝手に話し出す身勝手な奴なのだからそれは、落とされて当然です。

就職活動は「自分と向き合う活動だ」と言っても過言ではないと思います。

…と、いうことで、これから就職どうしようかな…と考えている方は参考にして頂ければと思います。

そして今日も、前向きなヒューは戦うのであった!

夜空の星が輝く影で、悪の笑いがこだまする!この世に悪がある限り、休んでいる暇などない!

戦え!企業戦士ヒュー!出勤せよ!前向きな!ヒュー!

地球は青く、美しい星…。木や森、川のせせらぎ…そういった美しいものを守りたい…

いま全然関係ないけどね!!( ;∀;)

では、さらばだ!

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