第24回 極限まで「やってみる」ことの重要性

カラーン♪

ヒュー「マスター、ウィスキーをオンザロックで。あと、彼女にギムレットを。」

マスター「かしこまりました」

…数分後

マスター ササッ「あちらのお客様から…」

一人客の女「まぁ…」

…的なね!( `ー´)ノ  なにが?!(゚д゚)!

夜も更けてまいりました。深夜は、コルトレーンのマイフェイバリットシングスを聴きながらウイスキーを片手にセンチメンタルな気分に浸るのが、僕の日課です。

暇なときはいつも「世界中の全ての人達に、ほんの少しの思いやりの気持ちがあれば、世の中は争いごとの無い平和で愛に満ちた世界になるのに…」的なことばかり考えてる戦うサラリーマンこと企業戦士こと組織の歯車こと前向きなヒューです!

今回は、

第20回 「やったほうが良いこと」について、どう対処すべきか…

でやった内容を少し思い出して頂きたいのですが、

①まずタスクを緊急性や重要性といった観点から、A~Cなどのランク分けをする。

②その結果、「今日中に終わらせなければならないタスクA」というものが、どう考えても終わらない場合、「やったほうが良いタスクB」はむしろ、「やってはいけないタスク」になってしまう。

③タスクAの内、「自分じゃなくても良い業務」をリストアップし、これを徹底的に・容赦なくアウトソーシングする。

※この「自分じゃなくても良い業務」は単調作業だけでなく、考えたり判断を要する仕事なんかも部下に任せれば回るものも任せてしまう。

※このことで、自分のキャリアアップにも部下のキャリアアップにも繋がる(逆に言うと、そうしないと部下のキャリア形成にも自分のキャリア形成にも支障が出る…)

④その結果、タスクが20~50%にまで縮小したことで得られる時間を、チャレンジ業務を遂行する時間に充てる

…というものでした。

ここで一つ、注意点があります。

それは、新入社員のようなまだ何が無駄かもわからない内から、

最初からこのようなスマートなやり方を実践してしまってはいけない…ということです。

僕も会社から与えられた任務を遂行する中で、タスクが多すぎることで今日中に終わらせなければならないことを終わらせるために会社に泊まり込みで仕事をしたことは何度もあります。

また、週一回の「午前様です」に加えてほぼ毎日が始発出社→終電退社といったブラックな就労環境も何度も経験しています。

しかもこれは、僕だけじゃなくむしろ、始発で出勤して

「おはようございまーす」事務所の上司の席に目を向けてみると、死んだ魚のような眼をして上司が「おはよう…」、

終電ギリギリまで働いて「すみませんお先に失礼します。」という頃にはその上司はというと、まだデスクにかじりついて仕事をしています…。

このような「極限状態」(起きてる時間イコール仕事してる時間)での生活になってしまうと人間は、何かを捨てなければならず、

風呂・食事・睡眠…を並んべたとき、「風呂」は真っ先に削るのではないでしょうか。

いくら清潔にしても、何も食べず眠らずにいて健康で仕事をできる人はいません。

ここで上のほうで作った「やることリスト」という概念のほかに「やらないことリスト」という概念に気付きます。

これは、かのハイテク企業グーグル社が採用しているそうですが、誰から教えられる訳でもなく、

この「極限状態」を経験した中で編み出したオリジナルメソッドです。

そのその結果、タスクAの中に埋もれていた無駄な業務をアウトソーシングできたり、

「風呂の入り方」にしても改善ができます。

因みに、このブラックな就労環境の中で僕が編み出した「前向きな2minuits入浴法」(「ヒュー」じゃなくて「前向きな」を取るんかい!!)というものがあります。

「前向きな2minuits入浴法」では、洗う順番が重要です。まずはシャンプーをしますが、洗い流しません。そのままボディソープで体を洗いますが、これも泡は流しません。間髪入れず洗顔をします。僕はあまり髭が濃くなく週に一回剃る程度で十分ですが、髭を剃る必要がある場合はそのまま洗顔の泡で剃ってしまいます。最後にまとめて頭からシャワーを浴びて終了です。

慣れてくれば2分で全てが綺麗になります。

これは半分冗談も入っていますが要は、

オリジナルの時短テクニックや、何が無駄で、それを是正する改善策は…

といったことに気付くためには、「極限状態を一度、知る」ことも重要ということです。

人から聞いて実践すること以上に実体験から得た知恵は血肉になります。

地球は青く、美しい星…。木や森、川のせせらぎ…そういった美しいものを守りたい…

いま全然関係ないけどね!!( ;∀;)

では、さらばだ!

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